
【 沖縄そば 徹底分析】沖縄そば 今帰仁 いち藤
はいさいぐすーよーちゅーがなびら(こんにちは、皆さんご機嫌いかがですか?)
沖縄そば大好き夫婦のまいそばです。
今回も独自の視点で沖縄そばのレビューをしていきたいと思います。

この記事は次のような方におすすめ!
・いろんなお店があって、どこの沖縄そば屋がいいか分からない。
・お気に入りの沖縄そばを見つけたい。
・沖縄そば選びに失敗したくない観光客など。
沖縄そば 今帰仁 いち藤
今回まいそばが訪れたのはこちら↓

沖縄本島の北部地方に位置する今帰仁村。
「古宇利島」や「美ら海水族館」まで車で18分という場所にある『沖縄そば 今帰仁 いち藤』さん。
『今帰仁 いち藤』さんの沖縄そばは、白濁した真っ白い豚骨出汁の沖縄そば。
白い出汁の沖縄そばは本島全域で少しづつ増えてきている印象がありますが、まだまだ珍しいジャンルの沖縄そばです。

横浜出身の店主が、沖縄出身の奥さんのお母さんが作る沖縄そばを多くの人に広めたいと思い再現したのが、この濃厚な豚骨出汁の沖縄そばなんだそう。
さらに、通常1日ほどで仕上がる出汁を『今帰仁 いち藤』さんでは3日かけてじっくりと豚骨の旨味を抽出するそうです。
とてもこだわりを感じる沖縄そばですね。
店舗は古民家をリノベーションしたような、とてもオシャレな造りで居心地が良く温かさを感じます。



席数は、テーブル席とお座敷で24席もあるよ。
お座敷が広いからお子さんがいても安心だね。
キッチンも開放感があり、とても良い香りが漂ってきて食欲をそそります。

店内に入るとすぐに券売機があり、そこで食券を買って注文するスタイル。
メニューは『いち藤そば』『じゅーしー』『自家製ジーマーミー豆腐』といったシンプルな感じ。
この『自家製ジーマーミー豆腐』も10年以上作り続けるこだわりある一品なのだそうですが、この日は売り切れていた為食べることができませんでした。


ジーマーミー豆腐食べてみたかったなー。残念。
まいそばが注文したのはこちら↓

『いち藤そば 大』。
噂通りの白濁したお出汁。
オーソドックスな沖縄そばの概念を覆すようなビジュアルをしています。
まいつまはこちら↓

『いち藤そば 小』と『じゅーしー』。
実はこの『じゅーしー』もおソバと一緒に受け継いだ秘伝の味だそう。
具材もたっぷりで美味しそうですね。
分析・評価

まいそばの分析・評価は、
①麺
②出汁
③肉(ソーキや三枚肉)
④じゅーしー
⑤味変調味料(紅しょうが、コーレーグース等)
の5つの項目で評価し、各20点の計100点満点で計算して点数を出します。
値段、接客、雰囲気、ロケーションなど重要項目は色々あると思いますが、純粋に 沖縄そば の味だけで判断したいと思うので、この5つの項目に絞らせていただきました。
点数について↓

①麺・・・17点 / 20点
平ストレート麺。
こだわりのポップに「三角屋製麺さんのガツンとくる歯ごたえの麺を使用」と書かれていたが、コシがあまり感じられず結構な柔らかめの麺といった印象。
プツッとした歯切れというよりは、ちぎれるような感じ。
出汁もあまり絡んでいないかな。

ボリュームがあって食べ応え抜群だよ。

②出汁・・・17点 / 20点
写真を撮っている間に膜が張るほどの豚骨感。
少しだけ豚骨の臭みを感じたが、悪くない臭みといった感じ。
ただちょっと酸味が気になりました。
沖縄そばというよりは豚骨ラーメンに近い感じかな。

豚骨好きにはたまらない濃厚なお出汁だよ。

③肉(ソーキや三枚肉)・・・19点 / 20点
軟骨まで柔らかく煮込まれていて、臭みも感じない。
醤油甘めのあっさり味付けで濃くも薄くもなく、とても美味しい。
少しだけニンニクの風味も感じる。

三枚肉も大きくカットされているのに、とても柔らかくて美味しいよ。

④じゅーしー・・・16点 / 20点
ラードと出汁醤油で炊き上げたというじゅーしー。
お焦げが混ざって苦みを感じる。
ラードを使っているので少し油っぽく、食べ終わると茶碗に油が残るほど多めのラードが少し気になりました。

豚骨のお出汁を感じられる味付けだよ。

⑤味変調味料(紅しょうが、コーレーグース等)・・・16点 / 20点
紅しょうが、コーレーグースは至って普通でした。
コーレーグースはしっかり辛くて美味しかったです。

濃厚な豚骨出汁に紅しょうがとコーレーグースが合う~。
結果・まとめ





食べログ
★★★☆☆ 評価:3.15
★★★★☆ 口コミ:4.5
(※2023年10月時点)
・沖縄そばのみ評価
※(麺、出汁、肉)
★★★★☆ 4
・インパクト度
★★★★★ 5
・オススメ度
★★★☆☆ 3
・満足度
★★★☆☆ 3
・リピート度
★★★☆☆ 3
豚骨を煮出し旨味を凝縮させ、完成まで3日かける沖縄そば屋。
ポジショニングは「進化形寄り」の「がっつり豚骨」という位置付け。
①麺・・・・・・・・・・・17点
②出汁・・・・・・・・・・17点
③肉(ソーキや三枚肉)・・19点
④じゅーしー・・・・・・・16点
⑤味変調味料・・・・・・・16点
総合点(各20点)・・・・85/100点
世界遺産の今帰仁城跡や、車で行ける離島として有名な古宇利島がある今帰仁村で、一風変わった沖縄そばを提供している『沖縄そば 今帰仁 いち藤』さん。
従来の沖縄そばは黄金色に透きとおったカツオベースの出汁が定番なのですが、『今帰仁 いち藤』さんの沖縄そばは濃く白濁した豚骨出汁。
そのビジュアルはまさに豚骨ラーメンのようです。
店主が、奥さんのお母さんから受け継いだという秘伝の味は完成までに3日かかるとても手の込んだ出汁なのだそう。
濃厚な出汁は旨味が凝縮されていてコク深く、1度食べると忘れられないようなインパクト抜群の味をしていました。
また、三枚肉や軟骨ソーキにもすごくこだわりを感じることができました。
お箸で切れるほど柔らかく煮込まれたお肉は臭みも全く無く、濃くも薄くもないちょうど良い味付けでとても美味しかったです。
ただ、麺が少し柔らかくてコシがなく、お出汁との絡みもあまり感じられませんでした。
お出汁のガツンとした豚骨のパンチに、ちょっと麺が弱い印象です。
個人的にはもう少しコシのあるモチッと感の麺が好みかなーと。
また、じゅーしーもこだわりをスゴく感じるのですが、ラードを使用している為なのかとても油っぽく、食べ終わった茶碗に油がベッタリ残るほど。
少し抵抗感を感じました。
お出汁がインパクト抜群で驚きもあり、お肉も柔らかくて美味しかったです。
次は手作りのジーマーミー豆腐を食べてみたいと思います。
沖縄そばの常識を覆す真っ白い豚骨出汁。店主のこだわりがすごく感じられたお店でした。
全てにこだわりを詰め込んだ沖縄そば↓



『味の好みは千差万別』
あくまでも私たちの好みの評価なので、是非ご自身で足を運びお気に入りの 沖縄そば を見つけてくださいね。
店舗情報
営業時間 | 11:00~15:30※スープが売り切れるまで (1日限定50杯で終了 |
定休日 | 月曜日、火曜日 |
お問い合わせ | 0980-56-3133 |
予約可否 | 予約不可 |
平均単価 | 850円 |
住所 | 〒905-0401 沖縄県国頭郡今帰仁村仲宗根296 |
https://www.instagram.com/nakijin_ichifuji/ |